●むち打ち症●
「むち打ち症」とは主に自動車の追突、衝突、急停車によって
首が鞭のようにしなった為に起こる症状を総称したものです。
突然の交通事故で受け身を取れない状態で、首に大きな衝撃がかかってしまいますと
頚椎のバランスが崩れてしまい微妙なズレが生じます。
痛みや痺れ、吐き気、めまいなど様々な症状を引き起こしてしまうのです。
「むち打ち症」は4種類のタイプに分けられる
@頚椎捻挫型
首の周りの筋肉や靭帯の捻挫によって出る症状。
首を動かすと痛い、首や肩の動きが制限されることもあります。
A根症状型
脊椎から枝分かれした神経が圧迫されて出る症状。
腕や手の痛み、痺れ、だるさ、後頭部の痛みなど。
咳やくしゃみ、いきんだ時、また首や肩を一定方向へ動かした時
(多くは首をそうした時)に症状が強くなります。
Bバレ、リュウ一症状型(後部交感神経症候群)
脳に栄養を送る椎骨動脈の血流低下を伴う症状。
頭痛、目のかすみ、眼精疲労、めまい、耳鳴り、吐き気など。
喉の違和感、声のかすれ、胸部の圧迫感が出ることもあります。
C脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)
髄液圧急上昇した際にクモ膜が裂け、脳脊髄液が減少して起こる症状。
天候と気圧変化によって症状が変化します。
安静にしていると自然治癒するのが多いのも特徴です。
「むち打ち症状」の特徴
手足にしびれ、またはだるさがある
首を動かした時に筋がつっぱる
症状は一進一退で長期間にあたることが多い
天候の変化(時に気圧)や寒さ、湿度などに振り回されてしまう
頭痛、だるさ、無気力感、全身の疲労感、不眠など体調が狂う
追突されて数日間は無症状だったが、最近になって首・肩にハリ感が出てきた
胸がムカムカし頭痛や吐き気、めまいなどがする
治療内容
当院では初期にはアイレンチックやメンタームQ等を使用し
軽めに筋肉をほぐしてテーピング等で補助をすることもあります。
痛みがある程度落ち着いてくるとAKA療法も取り入れ
早めの快復を目指します。
野々市きずな整骨院では
だいたい1週間〜1ヶ月ほどで大きな痛みはとれてきます。
ただし、交通事故は程度によって差があります。
長期的な治療計画で
交通事故治療に取り組んでいきましょう!